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クラブロクラブ

自然な波に乗せられて

暗闇の中の微動

毎年何かしらの形で手伝っているイベントがあり、主催ではなくあくまで協力団体の一つとしてではありますが、ここ数年はかなり運営の中心的なところまで入り込んでいます。というのも、主催する団体がなかなか組織としての一体感がなく、結局のところその中のひとりにほとんどの負荷がかかっているという状態がずっと続いているので、私なんかからすると、それはさすがに大変だろうということで、できることは私もやりますよ、というところです。

 

そのイベントは今年が一つの節目の年でもあったのですが、テレビの取材が入ることになりました。しかも、そのイベント自体もさることながら、その負荷がかかっている個人にスポットを当て、イベントの準備の段階から当日の様子、特にその人のまわりでサポートをする人たちとの関係性みたいなところを中心にしたいということでした。

 

この夏、私にとっては気持ちの上でひとつ大きな区切りをつけられる出来事があり、その際にこれまでに縁のあったメディアの方々とも久しぶりの接点を持つ機会があったのですが、ひょんなことからそのイベントのことについても話題にもぼりました。思いのほか興味を持っていただいたようで、夏を過ぎたころにその方から取材の申し出があったのです。そんな経緯だったので、私が主催者との間に入ることになり、あることないこと話しているうちに、取材のテーマが決まっていったというわけです。

 

中心メンバーが集まっての事前のミーティングや当日の準備から本番の様子などをカメラに収め、主催者やサポートするメンバーのインタビューを取りました。私もインタビューを受けましたが、極度の緊張で、普段の姿が出せませんでした。

 

その2日後の夕方に番組内の特集として扱われたそのイベントでは、やはり私のインタビューも使われていました。

 

 

内容はさておき、画面からは嫌でも緊張が伝わり、隠しきれない根の暗さが滲み出ている上に、話しを聞けばあまりの声の通らなさに愕然としました。

日頃、私の声が聞こえないと散々馬鹿にされてきており、自分でもネタにすることも多々ありましたが、何の言い訳もできないくらいに声の通らなさを実感した私は、まわりの人の苦労が少しだけ分かった気がしました。