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クラブロクラブ

自然な波に乗せられて

無縁、海と空

朝一の仕事をサッとかたずけて、その日、島に行きました。

 

半島の端までは車で、そこから15分ほど船に乗ると小さな島に着きました。

港の正面に立ち並ぶ店とは別に、少し離れたところにも何件かあるようで、お昼はそちらに向かうことに。お腹がすいているときに限って閉まっています。やむなく港の方へと戻り、定食に一品添えてちょっとだけ豪華な食事です。

 

この島は海沿いを一周しても歩いて2時間ほどとのことで、地図を片手に進みます。これという見どころが、そんなにたくさんあるわけでもないのですが、歩くことすら面倒に思えてきてしまう日々の生活を考えると、ただ海沿いを歩くことですら非日常です。

 

島の生活はきっと私の生活とは大きく違うような気がしました。歩きながら、自分がどんな子どもだったかに少しだけ想いを馳せてみました。この島で生まれ育っていたら間違いなく今のような自分にはなっていなかったと思います。

 

ひとまわりしてからひとやすみ。気を抜くとずっとゆっくりしていそうになるくらい、のどかな時間です。

 

島を後にして、小高い丘にある神社にお参りをしてから、大きなエビフライが食べられるお店に行くことにしました。日頃あまりおいしい海の幸を食べる機会がないので、島での食事もそうですが、海の近くはそれが一番の楽しみかもしれません。

 

帰り道、空港に寄りました。デッキから飛行機の離陸、着陸を何機も見届けました。あらためて見ると、あんなに大きな物体が空を飛ぶことの不思議。特別に飛行機が好きだということもないのですが、そんな私でも見入ってしまう魅力が飛行機、もしくは空を飛ぶことにはあるようです。

 

私には似つかわしくない、贅沢な一日でした。