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クラブロクラブ

自然な波に乗せられて

リバーサイド・ジェントル

地元の老舗旅館はどことなく敷居が高い印象があり、もちろん地元だからということもありますが、これまで宿泊したことはありませんでした。

 

知人がそこに宿泊したようで、その話を聞くと、そこらのビジネスホテルとさほど変わらない金額で宿泊でき、さらには朝食も充実していて、誰が泊まっても高評価を得られるのではないかとのことでした。

 

さて、そんな話をしてからまだ2週間も経たないうちに、大学の先輩にあたる友人から電話がありました。実家に帰るついでに、道中いろんなところに寄っていく計画をしているとのことで、日が合えば私の地元方面にも行こうかと思っているとのことでした。せっかく来るというのだから日を合わせない手はありません。

当然、どこに泊まるかということを考えるわけですが、私はすぐにその旅館を提案しました。パソコンの前で電話をかけていた友人はその場で検索し、どうも気に入ったらしく、そのまま予約をしました。

 

私の仕事の都合で、すっかり日も暮れてから最寄りの駅まで迎えに行きました。まず旅館に寄ると少しくつろいでから、私の好きな豚焼肉のお店に案内。旅館に戻るとまた少しくつろぎながら、どうということもない話から徐々に熱のこもる話に進んでしまうのがこの友人との会話の流れです。気がつけばずいぶんと遅い時間になってしまいました。

 

翌朝は楽しみにしていた朝食です。和洋中揃い踏みで、地元の名物もたくさん並んでいます。バイキング形式はつい食べ過ぎてしまうのでいけません。もう何度となくそれで後悔しているのですが、分かっていても食べ過ぎてしまいます。どれもこれも優しい味で安心して食べてしまいます。

 

話に聞いた通り、きっと宿泊した人がみんな高い評価をするだろう旅館でした。また誰か友人が来る機会があれば、こちらを案内したいと思える旅館でした。

灯台下暗しとはこのことで、地元なのにその良さを知らなかったことが少し恥ずかしくもありましたが、得てして地元の人ほど気がつかなくて、他所の人の方が良く知っているということは、あらゆる分野で多いような気もします。