クラブロクラブ

自然な波に乗せられて

豚肉と白菜

海外出張の際に連れて行ってもらった中で最も印象的だったのは、世界屈指の博物館です。中でも最大の目玉である豚肉と白菜には心奪われました。

 

午前中からすぐに観光客が団体で押し寄せるため、そうなってからではゆっくり見学することはできません。ですので、朝一番に急いで行って、行列ができる展示品を先に観ました。いの一番で見たのが豚肉と白菜です。

 

そのあとは、すぐに混み始めたのでいくつかの展示に絞って見ました。じっくり見ようと思ったら丸一日でも足りるかどうかというところでしたので、今回は豚肉と白菜のほか、いくつかのコーナーを見ただけで、さっと引き上げることにしました。

 

それにしても、豚肉と白菜です。

 

本物と見紛うばかりのそれは、もともと素材は、実はその素材の中では優れたものと言うわけではないようです。むしろその色合いは、本来であれば作品としても使用は避けたいところでもあるようですので、豚肉と白菜となったことで、その価値は考えられないくらい高まったのです。この作品の素晴らしさは何と言ってもその素材の持つ力を最大限に引き出したことにあるのだと思います。

 

芸術の世界のことはわからないし、歴史のこともわからないけれど、その素材を活かした豚肉と白菜をみて、ああ、人も同じだなあ、と思いました。

 

 

豚肉と白菜から感じたことを、ここまでうまく言葉にできないことに、自分でも驚いています。