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クラブロクラブ

自然な波に乗せられて

世界が違って見えてくる

あんまり思い出したいわけではないのですが、その昔、私はとても残念な別れをしたことがあります。

この経験は、私をよりよい私に形成していく上では欠くことができないものであったと、今の私はそう確信しています。

この経験をもたらしてくれた方には心から感謝しています。

と同時に、その相手には、しなくてすんだかもしれない経験をさせてしまったことに対し、申し訳ない気持ちでいっぱいです。

 

 

当時の私は今以上に未熟であったことは疑いようもない事実です。

年齢的にもまだまだ若く、価値観と呼べるほどたいそうなものではない考えであっても、そこから脱するには多くのものが足りていませんでした。

 

私がありたいようにありたいというのは今になっても変わっていません。

しかし、その時の私がとらわれていたことは、「私がありたいようにあるためのこと」ではなく、「『私がありたいようにある』ように思われるためのこと」でしかなかったのです。

 

その別れの決断までには、さまざまな苦悩があったことは確かです。

しかし、その決断は、私が想像だにしなかったほど大きな大きな苦痛を、相手にも、もちろん私にも与えることになりました。それはそれはいかんともしがたい期間が訪れました。それはもう記憶から丸ごと消えてしまうほどに。

 

そして、この経験があってこそ今の私があります。

 

今さらそんなことを言うのもなんだかおかしな話ですが、なぜかそんなことを考えることだってあります。

 

これを書くことに何の意味があるかわからないし、書かないほうがいいのではないかという思いもないことはないのですが、これによって不幸になる人がいるわけではないはずなので結局書いてしまいましたとさ。

 

ごめんなさい。

でも、ありがとう。