クラブロクラブ

自然な波に乗せられて

小麦と小豆があったかい

先日、やなせたかしさんが他界されました。

 

 

私は特別やなせたかしさんについて詳しいわけでもありませんし、

アンパンマンに代表される数多くの作品が特別に大好きであるということもありません。

それでも、ブログに記す気を起こさせるほどの影響力を持っていたということです。

 

 

私は日本中の多くの人と同じようにアンパンマンは知っています。

そして少なからずアンパンマンに触れながら育ってきました。

アンパンマンを通じて、やなせたかしという人を知りましたし、そこからまた別の作品のことも少しだけ知ることができました。

 

若かりし頃は「アンパンマンのマーチ」にある、「愛と勇気だけが友達さ」という歌詞に対して、なんて友だちが少ないんだ、などと悪態をついていたこともあります。

ちょっとした反抗期のようなものです。

大きくなって、ちょっとだけいろんなことに気が付くようになってから、この言葉に込められた意味を考え、ちょっとだけ自分なりにわかったような気がしています。

愛、勇気、そして友達の意味を考えてみたりしました。

一冊だけですが、やなせたかしさんの著書も買ってみました。

そして、感じ入るのでした。

 

 

多くの人が実に様々な角度からアンパンマンという作品について語っています。

ここまで多くの人たちが夢中になって様々な思いを巡らせられる作品が、いったいどれほどあるというのでしょうか。

それぞれにそれぞれのアンパンマンがあるのです。

 

 

「アンパンマンたいそう」という曲、その一節に「アンパンマンは君さ」とあります。

 

あの姿かたちをアンパンマンというのではなく、あの愛と勇気に溢れる生き方こそをアンパンマンと呼ぶべきなのでしょう。

キャラクターとしてではなく、概念としてのアンパンマンがそこにいます。

いつでもどこでもその通りに体現できる人は限られていると思います。

でも、その人なりに随所でアンパンマンらしさを発揮することはできるはずです。

みんなで少しずつなら受け継いでいくことができるものなのです。

 

 

私がキャラクターを概念として感じられたのは、アンパンマンを除いては一人しかいません。

その一人は、私が愛してやまない作品に出てきます。

誰に恥じることなく、堂々と、どんな作品よりも好きだと宣言できる作品です。

私の人生に大きな影響を与えたと言える作品です。

そんな作品と、ある面でいとも簡単に肩を並べてしまうアンパンマン。

それほどまでに特別な力を秘めているアンパンマン。

 

 

この偉大な作品が、これからもずっと多くの人たちに愛と勇気を教えてくれるのです。

多くの人たちに生き方を考えるきっかけを与えてくれるのです。

そして、多くの人たちが救われるのです。