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クラブロクラブ

自然な波に乗せられて

空にいるんだよ

8月28日、今年も晴れ。

 

この日までの1年間がどんな1年間であったとしても、

大切なことを思い出させてくれる日であり続けるし、

大切なことを確認させてくれる日であり続けると思う。

 

いつも心に留めておきたいことだけど、そんなにできた人間じゃない。

本当はいいわけないが、自分に都合よく拡大解釈するなら、それでもいいと思えなくもない。

 

生きている。

もしかしたら生かされているのかもわからないが、

いずれにしても、生きている。

 

何が幸せなのかはわからないし、人によっても違うと思うけど、

私にとっては、形あるものや人と比較できるものではないことだけは確かだと思う。

比較に本質的な意味はないから、比較するのは無駄だと思うけど、

うまくいかないときは目に見えるもので比較してしまう。

いまだに。

そして自己嫌悪。

 

 

風が吹く青空のもと、広大な緑の一面に多くの人が集ったのは、きっとそれぞれに意味があるから。

直接的に、間接的に、それぞれにもっとたくさんの意味を見つけ出そうとしていたのかもしれない。

それでいて、誰もが楽しそう。

みんなが少しずつ強くなっているのかもしれないし、反対に薄れてしまっているのかもしれない。 

 

 

日が暮れた。

 

正座は足が痺れて痛いから辛い。

でも正しく座ると書くだけあって、想いを馳せるには最適な姿勢だとわかった。

昔より、足は崩していただいて構いませんと言われることが多くなっていると思う。

でも正座には正座の意味があるはず。

 

 

私の目の前に座っていた髪を切ったばかりの女性は、意外にも正座が美しかった。

たぶん足は痺れていただろうし、背筋を伸ばすのにも気を張っていたと思う。

でも、最後まで崩さなかった。

やはりこの人も。

きっとこの人も。

 

 

順に手を合わせる。

私もその列に並ぶ。

近づくと、いくつかの写真があった。

彼は、初めて会ったときにはもういなかった。

そんな彼に、私が何を話しかければいいのか、いつもわからない。

わからないから、頑張ることを伝えるしかない。

 

 

帰り道、ふと見上げた空には、いつもよりたくさんの星が輝いていた。

この日のために、新しい星座が現れたんだろう。