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クラブロクラブ

自然な波に乗せられて

On Your Mark

あけましておめでとうございます。 その年にあったことについては、できればその年のうちに書いてしまいたいという気持ちはあるのですが、さすがに師走と言うだけあって、師でもないのに何かとバタついてしまいました。年末に少し時間もあったのですが、どう…

渦巻き

続いては、同期の友人で、これはまた天然というにふさわしい、しかしそれでいて繊細さと鋭さがあるような人です。 遅れて合流したこともあってか、最初は探り探りのスタートだったように思います。友人の偉大な特性の一つが食への欲求に対するがすがすがしい…

ミスマッチ

一泊させてもらう友人の奥さんは共通の後輩で、いつも私をいい具合に馬鹿にしてくるのです。遅れること40分、4番目にやってきたこの日もやはりそうでした。 いつものように私の声が聞き取りにくいことを嘲り、ひと月ほど前の旅行のときの私の声のこともみん…

ゆらゆら揺れる高温の炎

その店に三番目にやってきたのは、大学の同期であり私の中では特殊な関係の友人でした。 巷では、異性との間には友情が存在するのか、という昔ながらの問いがいまだにあると思うけれど、私にとって、たぶんこの友人がそれにあたるのだろうと思います。 2年半…

ぼんやりとした薄暗い部屋で

この日は友人宅に泊めてもらいます。 ひと月前は泊めてもらう予定が、やむにやまれぬ事情から徹夜仕事になってしまったために早朝に落ち合うということになってしまっていたのですが、今回はそうはなりません。夕食からともにすることになっています。古い友…

ドタおじさんの腕時計

友人宅におじゃますると、娘の〇ちゃんとご対面です。 前に会ったのは今年のお盆のことですので、およそ3ヶ月ぶりです。その時は、はじめはかなり警戒していてこちらを覗き見ては伏せる、という繰り返しから、徐々に意気投合していったという記憶があります…

チューニング

よくよく考えると出張ついでに人に会うというのが、今の私の最大の楽しみかもしれません。予定が入った日の前日、午前中にもう一つの予定を入れて、昼過ぎからはお楽しみタイムの始まりです。まずは私が大学時代を過ごした土地に住む友人宅へ。 育休中の友人…

シット・アンド・ダウン

自分の手で物を創るとか、形として残す、あるいは作品と言ってもいいのかもしれませんが、そういった類いのことが上手にできる人たちには尊敬の念を抱かずにはおれません。学校の授業で言えば、図工、音楽、美術、書道、あるいは国語も一部そうでしょうか。 …

先駆けと殿

イベントごとが次から次へとやってきて、なにかと慌ただしい日々が続いていました。またすぐに次のイベントがやってくるので準備しないといけないことはまだまだあるのですが、思い切って丸一日休養日にしました。 紅葉の秋、さほど興味もないのですが、車で…

暗闇の中の微動

毎年何かしらの形で手伝っているイベントがあり、主催ではなくあくまで協力団体の一つとしてではありますが、ここ数年はかなり運営の中心的なところまで入り込んでいます。というのも、主催する団体がなかなか組織としての一体感がなく、結局のところその中…

あきらめたらそこで試合開始ですよ・・・?

もう6回目ともなると、さすがの私でもだいぶ慣れてくるもので、事前の準備も当日の動きも、さほど大変とは感じないようになってきました。一方で、慣れというのは人間の持つ習性のうちでも最も恐ろしいもののひとつだとも思うわけで、慣れてきたときほど気を…

徐々に淡々と近づく駅に

楽しい旅の2日目の朝は早いものです。 朝食もビュッフェ形式ですが、混み合うために宿泊者別に時間帯がわけられていて、私たちは早い時間帯での朝食となっていました。眠い目を擦り朝食会場に行くと、朝は朝で素敵な料理がずらりと並びます。晩にあれだけ食…

ボイス・オブ・バカ

その日、眠りについたのは、朝日が昇ったあとの駅前の漫画喫茶でした。眠ったか眠ってないかというころにアラームが鳴り、しばしばする目を擦りながら会計を済ませると、駅前で友人の車を待ちました。ずいぶん前から楽しみにしていた友人宅への宿泊は土壇場…

二ヶ月早い師走

大学時代のゼミの先生には、とても大事なことを教えてもらいました。卒業後も不定期ですが、平均すると年に1回くらいのペースでは会っています。 毎年、現役生からOB・OGが一堂に会するゼミ総会が開かれているのですが、私は地方に住んでいるため、なかなか…

隣人の自分

とあるイベントがあり、隣の県まで行きました。隣の県と言ってもずいぶん遠い。 3日間のイベントですが、初日は所要のために欠席。翌日から参加するために、初日の夜に現地に入りました。予定より早く着いたので、チェックインを済ませて一人食事に行きまし…

無縁、海と空

朝一の仕事をサッとかたずけて、その日、島に行きました。 半島の端までは車で、そこから15分ほど船に乗ると小さな島に着きました。 港の正面に立ち並ぶ店とは別に、少し離れたところにも何件かあるようで、お昼はそちらに向かうことに。お腹がすいていると…

あれもこれもバラバラな日々

自分でも不器用な方だとわかっていますが、ここまで空転するとなると、本格的に問題です。できるだけいろんなことを同時にうまいこと回していきたいと思うのですが、なんとも回転がかみ合わないようです。 ここ3ヶ月ほど、いろんな方向に気持ちと頭とが持っ…

こんなんでごめんなさい

年に一度のこの日が、今年もやってきました。 とある時期のとある組織のメンバーとその組織の今のメンバーの多くが集まります。一年に一度、あらためてなにかを確認する日でもあります。 今年は例年あまり来られなかった方も来られていたり、毎年この日に会…

なかなか予定通りにはいかないものです

とある映画が気になっていました。 わりと私の好みのジャンルの映画と誤解されやすく、私の好みの監督作品と誤解されやすいのですが、むしろ苦手なジャンルでまったく気にしていなかったのですが、私の好きな作品の作者が自身の作品と絶妙にリンクさせながら…

一番一択

この友人夫妻とは、なんだかいつもつかみどころのない話をしているような気がするようで、なんだかいつもつかみどころがなくてもつかめるような話をしているような気がします。 今回は私の近況を探る、ということからスタートしました。ちょうどこのブログを…

ディスイズ〇

夏の終わりか秋のはじめか、それくらいの時期に、出張ついでに寄ろうと思っていた友人夫妻が、一足早く夏も盛りのお盆にこちらにやってきました。奥さんの実家は私の住む街の隣県なので、里帰りの何日かのうちの1日を空けてくれたようです。娘の〇ちゃんが…

リバーサイド・ジェントル

地元の老舗旅館はどことなく敷居が高い印象があり、もちろん地元だからということもありますが、これまで宿泊したことはありませんでした。 知人がそこに宿泊したようで、その話を聞くと、そこらのビジネスホテルとさほど変わらない金額で宿泊でき、さらには…

モノマネ

書き物に関わる仕事をしている方と一緒に仕事をする機会があり、一段落したところで一席設けていました。その方は書き手としてではなく、今は裏方として尽力しているのですが、その方は今回の仕事のメインでもある書き手の方と一緒に仕事をするために、文章…

教科書が降ってきた

ずいぶんと昔からある全国的な組織は、各地域ごとで活動しています。知人からその組織に入らないかというお誘いを受けました。私は以前、何度か仕事でその組織と関わったことがあり、組織としての理念的な部分には共感するものがありましたが、そのメンバー…

がやがや、どかどか、ざわざわ

とある地方の伝統的なお祭りに行くことになりました。知人が家族で行くとのことで、私ともう1人共通の知人を誘い、また現地では知人の奥さんの友人が合流するとのことでした。 私はお祭りが好きではありません。人が多いのが苦手で、どのように楽しめばいい…

180°回ってから360°見渡してみる

今の仕事をスタートさせて4年目に入りますが、一昨年、去年と、人を雇えばいいのに、というようなことを幾人かから何度となく言われるようになりました。それが口で言うほど簡単なことではないことを私はひしひしと感じていました。もしかするとそれが一番…

気体から個体になること

昨年夏に公開された映画、私は当時観に行こうかとても迷っていました。前評判も高く、私も興味がある分野の映画でしたので注目していましたが、結局観に行きませんでした。理由はこの作品の監督の映画が3作ともに高評価を得ているのですが、私はどれもこれ…

5番の旅人とバツイチラジオ

ひとまわりほど年下の知人、各地を歩き回っているのですが、久しぶりに地元に帰ってきたと連絡があり、共通の知人を含め3人で食事をすることになりました。 私が最近いかがなものかと思う出来事について話をしたところ、その知人は同意し、もう一人の知人は…

伏兵の満塁ホームラン

最寄駅から球場までは歩いて20分ほどだったでしょうか。田舎の車生活にすっかり慣れてしまっている私は、普段20分も歩くことはほとんどありません。近くのコンビニにも車で行ってしまう、それがあたりまえになっています。にもかかわらず、球場までの道のり…

ローリング・ディスカバリー

久しぶりの野球観戦となったのは、招待チケットが余っているということで知人に2枚もらったからです。しかしてこの2枚というのが曲者です。ここのところ、どこかに出かけるときは一人で行くのが基本となっていて、食事は複数人で行くことはありますが、そ…

心理的な安心感

2ヶ月ほど前。いろんな人にいろんなことを手伝ってもらいながら、なんとかやり過ごしていたものの、とにかく精神的に慌ただしく、何かに追われるようなあるいは押しつぶされるような感覚がしばらく続いていました。 この日は、以前知人に大雑把にお願いした…

ホンモノ

一万円選書という、類い稀なる才能に基づいたサービスがあります。 その人に合わせて一万円分の本を選んでくれる、というサービスです。 北海道の小さな書店がもう何年も前にはじめたこのサービスは、何度かメディアに取り上げられたことで広く知られるよう…

徳不孤 必有隣

頑固、と言われることがよくありますが、私自身はさほど頑固ではないような気がしています。基本的に人に合わせるし、断ることも苦手で、Noと言えない日本人は私です。 前職のおよそ5年間は、日常的に喜怒哀楽が入り混じった日々ではありましたが、喜や楽は…

反射波

いつの間にかもう7月が終わろうとしていることに少し驚いています。 カラフルな白を書いて以降、本来なら書きたいと思う出来事や考え事などがずいぶんとたくさんあったこの4ヶ月、結局何も書かずに、というよりも書く体制に入ることができずに放置していま…

カラフルな白

Superflyのライブに行きました。 ライブとコンサートは基本的に同じ意味だと思われますが、受ける印象は若干異なります。コンサートと聞けばゆったりと音楽や歌を聴くことを楽しむような、席に腰かけて楽しむような、ライブと聞けば音楽や歌に合わせたそのノ…

あらまほし

3月11日は毎年やってきます。今年も来ました。 この日はあまりテレビをつけたくありません。 この日流れる映像を見て、この日綴られる文章を読んで、この日語られる言説を聞いて、私はいったい何を想えばいいのかわかりません。 明るく、楽しくしていてはい…

一人より二人だけど二人より一人

落語を観に行きました。 年に1回、同じ場所で開催される二人会、昨年の身震いするほどの感覚が忘れられずに、今年も観に行きました。異なるのは一緒に行く友人がいたということです。 私の年代ではあまり興味を持っている人が少ない分野ですので、なかなか人…

ストロベリーシェイク

ここ5年ほど私の最も好きな歌手に位置しているのが中島みゆきです。 一昨年の年末にライブDVDを2本買いました。それまで耳でのみ聞いてきた曲が、映像となって現れたときに、身震いしたことを覚えています。 それから1年と少しが過ぎました。 念願叶った…

エンドレスリピート

二人の友人に会った次の日、また別の友人に会いに行きました。 待ち合わせたのは何度も何度も利用していた、けれども今となっては降りる度に見慣れなくなっていく駅です。待ち合わせといっても、間もなく1歳になろうかという〇ちゃんがいるので、外に出られ…

スーツケースと電車

待ち合わせたのは初めて降りる駅でした。もうすぐ12時半になろうかというところでした。 改札を出て、ほどなくすると二人がやってくるのが見えました。その二人はお互いに唯一無二の親友と言える関係です。私にとっても二人はとても仲の良い友人たちです。 …

遠近法

人と人の距離感は難しい。この問題から未だに逃れられないでいます。 人と人との関係を円滑にしていくためには配慮や遠慮がどうしたって必要です。それでいて、場合によっては遠慮しないという配慮や、配慮しないという遠慮もあったりします。遠慮しない配慮…

けんけんぱ

75歳になったばかりのその人は、大勢の前で自らが進んできた道のほんの一部を淡々と遠慮がちに時折マイクを持ったまま手振りを交えて話しました。それがいかにその世界を大きく動かしてきたかということなど、まるで興味がないかのように。 私が前の会社に勤…

3度目の正直の前の2度目

私が初めて勤めた会社の社長は、その時すでに70手前くらいの歳でした。その世界では名実ともに偉大な存在なのですが、私自身はもちろん名前は知っていたし、大まかにどんなことをした人なのかは耳にしたこともあったのですが、正直なところどんな人なのかは…

大掃除後の数日間

早いもので、もう大晦日です。 たとえば新語・流行語大賞は、その年の後半に流行ったものの方が有利というようなことがまことしやかにささやかれるように、年の瀬に一年を振り返って何かを書こうと思っても、どうしてもせいぜいここ3,4か月に感じたことが中…

鐘が鳴る

この季節、柿畑の横の道を通るといたるところで無人販売が行われています。 1袋に柿が5つほど入って、小さなスペースにずらりと並んでいます。 横には100円と書いた缶が置かれています。 この時期、柿はもちろんスーパーなどでも扱われていますが、無人販売…

野放し

知人に勧められてやや値の張る低反発枕を買ったのは6,7年前のことだったと記憶しています。思えば長く使ってきたものです。 安物の寝具7点セットを買う機会があって、その中の一つ、安物の枕が手元に来たので、試しに長らく使ってきた低反発枕を温存して、…

自家製なめたけ

出張ついでに友人一家に会いに行こうと思いました。めずらしく早い段階で連絡をしたところ、その日はお昼前後に句会があるらしかったのですが、せっかくなら句会に参加しませんかというご提案を頂きました。あいにく私もお昼は予定が入っていたので、句会に…

ぐにゃぐにゃ

この夏、陶芸体験に行きました。 忘れたころに焼きあがったコップとお皿が届きました。 少し歪んだコップは思ったよりも小さかったのですが、ちょっとコーヒーが飲みたいなという時に、いつも使っていたコップよりも贅沢な感じがします。 家にあるお皿では大…

したたらず

久しぶりに訪れた友人宅で、美味しいコーヒーを淹れてもらいました。 学生時代からの友人ですが、その友人は当時からコーヒーにはこだわりを持っていたので、豆を煎って、挽いて、淹れている姿を何度か見ていましたが、それは今も続いているようです。その頃…

豚肉と白菜

海外出張の際に連れて行ってもらった中で最も印象的だったのは、世界屈指の博物館です。中でも最大の目玉である豚肉と白菜には心奪われました。 午前中からすぐに観光客が団体で押し寄せるため、そうなってからではゆっくり見学することはできません。ですの…